資金調達の基本 ~金融機関からの融資をお考えの方へ (5)
1. どこで借りる? 貸してくれる? ?
前回は金融機関の種類と特徴について触れました。これらも金融機関の中から、経営者様が口座を開設して預金取引をすることとなります。この事業の人はこの銀行に口座を作ってはいけないなどといった、規制は法的にありませんので自由に口座開設はできます。
ですが、金融機関を選ぶに当たっては、事業経営で融資を受けることを前提としていただきいと思います。とはいえ、金融機関との取引の流れは、まず口座を開設し、その後に、融資を受けるという順番になります。事業の取引ではインターネット銀行で問題ないという場合でも、融資は受けられないということもあり得ますので、事前によく調べて、金融機関を選択する必要があります。
金融機関の選び方の具体例としては、全国を対象としたビジネス展開をしている場合で、小規模な場合は、お客様の印象や振込手数料を重視して、入金口座を都市銀行にし、決済口座を信用金庫、信用組合にするといったように、使い分けをする方法もあります。口座は一つだけでなくても構いませんので、様々さケースを想定して、金融機関を選びましょう。
金融機関の融資の仕組みは、基本的にはそれぞれの地域の預金者のお金を、同じ地域の事業者に融資するという流れになります。なので、ある県の中だけで営業をしている金融機関であれば、その県に本店所在地がある金融機関と取引することが良いでしょう。営業エリアが限定されるのであれば、なおさらこのようなことが言えると思います。
必ずしも自分の事業所の近くにある金融機関が、取引先として最も良いとは限らないということが言えます。事前に取引をしたい金融機関についてインターネットなどで調べる必要があります。そして、ベストな選択をして下さい。