３．　融資の種類と返済期間　?

前回は融資の種類を触れた上で、設備資金について説明しました。もう一つの運転資金とは何かといいますと、設備資金以外の融資はすべて運転資金に該当することとなります。ほとんどの金融機関がの融資は運転資金と言っても、過言ではありません。

運転資金にも種類があります。まずは、日常的な支払いのために必要な資金があります。具体的には、仕入代金の支払い（手形決済を含む）、決算時の納税資金や従業員に賞与を支払うためのものが該当します。次に、小売業などで在庫をかかえるための資金があります。３つめとしては、売上増加によって必要となる増加資金があります。４つめとして、季節による影響により必要となる季節資金があります。最後に、製造業や建設業などの受注業で短期間に必要となるつなぎのための資金があります。

運転資金には大きく分けて上記の５つがあげられますが、これらの資金使途によって返済期間が決まっていたりするので、頭の片隅に置いておくことをお勧めします。