【前編】会社設立においてどのくらいの期間がかかるのか?設立までのスケジュールを詳しく解説
会社設立をするにはさまざまな手続きが必要となります。当然のことながら、会社を設立しようと考えてすぐに完了するというわけではありません。
会社設立までのおおよそのスケジュールが知りたい!
それぞれどのくらいの期間が必要なのだろう。
このような方々に向けて、会社設立においてどのくらいの期間がかかるのかを前編と後編に分けてご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
会社設立にかかる期間とは?
会社設立にかかる期間は、一般的には2〜3週間ほどです。会社の形態によってや、手続きを専門家に依頼するかまたは自分で行うかなどよっても前後してきます。
設立までの流れをイメージしやすいように解説していきます。
手続き前の準備
まず、手続きを行うまでに以下のような事前の準備を行っておくと良いでしょう。
・会社の基本的な情報の決定
・資本金の準備
・設立者の印鑑を作成、印鑑登録証明書を取得
・会社の印鑑を作成
会社の基本的な情報を決めておく
会社を設立するためには、商号や事業内容、資本金額などを記載した定款を作成する必要があります。そのための基本的な情報をあらかじめ決めておきましょう。
資本金の準備をする
会社設立を行うためには定めた資本金を払い込む必要があります。まとまった額となりますので、なかなかすぐに準備するのが難しい場合もあるかもしれません。会社設立をしようと思い立ってから資本金の準備を始めておくことが良いでしょう。
設立者の印鑑を作成し、印鑑登録証明書を取得する
法人の設立登記申請の際には設立者の実印と印鑑登録証明書が必要となります。株式会社の場合は定款の認証を受ける時にも印鑑登録証明書が必要となりますので、スムーズな手続きのためにも早めに取得しておくことをおすすめします。
会社の印鑑を作成する
会社の印鑑(代表者印)も必要となりますのでこちらも早めに作成し、実印登録をしておきましょう。また、設立登記をオンラインで行う場合には印鑑の提出は任意となっていますが、設立後も実印を使用するタイミングはあるかと思いますので早めに作成しておくことが望ましいでしょう。
事前の準備をしっかり行いましょう
今回は会社設立までのスケジュールについて、特に手続きを行う前の事前の準備すべきことについて解説しました。これらの事前準備を行っておくかどうかでその後の手続きがスムーズに行えるかどうかが変わってきます。会社を設立しようと思い立ったら少しずつでも行動しておきましょう。
後編となる次回はその後のスケジュールについて解説していきます。
当事務所では会社設立のサポートもさせていただいておりますので、ご不安な点などあればお気軽にご相談ください。