【後編】会社設立においてどのくらいの期間がかかるのか?設立までのスケジュールを詳しく解説
会社を設立するのにかかる期間は一般的に2〜3週間となっています。
会社設立においてそれぞれどのくらいの期間がかかるのかを前編と後編に分けてご紹介します。前編では事前準備についてお伝えして参りました。後編となる今回ではその続きとして、実際の手続きの流れに沿って解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
定款を作成し、認証を受ける
前編でご紹介したように手続き前の事前の準備として会社の基本的な情報を決定しました。その情報を元に「定款」を作成します。特に法律で記載が定められている絶対的記載事項は漏れのないように記載しましょう。定款を作成する際には紙と電子定款どちらでも構いません。
定款を作成したら、株式会社の場合は公証役場で手続きを行い、公証人の認証を受けなければなりません。定款を作成して認証を受けるのにおおよそ1週間ほど目安として想定しておきましょう。不備のない定款を作成するためにも、不安な場合は専門家に依頼するのも良いでしょう。
資本金を払い込む
株式会社の場合は定款が認証された後は、資本金の払い込みを行います。この時点では法人の口座はまだないため、振込先は発起人の代表者の個人の口座となります。その後の登記申請の際に払い込みを証明する書類が必要となりますので、通帳の表と1ページ目、資本金の振込の内容が記載されているページをコピーしておきましょう。
登記申請を行う
資本金の払い込みが完了したら、登記申請書などの登記申請に必要な書類を揃えて会社の本店所在地を管轄している法務局で手続きを行います。万が一、必要書類に不備があった場合には登記申請は受理されないため、しっかり確認しておきましょう。
登記の申請後、不備がなければ1週間〜10日ほどで完了となります。
会社設立の手続きはお任せください!
今回は会社設立の手続きに関するスケジュールについて解説しました。一般的に2〜3週間とお伝えしましたが、手続きに必要な書類をきちんと不備なく揃えられるか、設立する会社の形態によっても前後してきます。スムーズに会社設立の手続きが完了するためにも前もって準備を進めておくことが重要です。ただ、手続き自体が初めてで不明な点も多い場合は専門家に相談してみることもおすすめです。
当事務所では会社設立に関するサポートも行っております。ぜひお気軽にご相談くださ