資金調達の基本 ~金融機関からの融資をお考えの方へ (9)
2016.06.09
2. そもそも融資って何だ? ?
今回は信用保証協会について説明します。
金融機関にとって中小・零細企業にお金を貸すということは担保があっても、業績が好調で赤字の状態になることが見込まれないとしても、不安なものです。そのために、中小・零細企業が金融機関からお金を借りる際に連帯保証人のようなものになってくれるものとして、信用保証協会が全国の都道府県に存在します。
保証人のようなものということは、万が一、返済ができなくなってしまったときには、その信用保証協会が金融機関への返済を代わりに返済してくれることとなります。この信用保証協会を利用してお金を借りることを信用保証協会の保証付き融資といいます。
中小・零細企業融資は上記の信用保証協会の活用がポイントとなります。中小・零細企業が金融機関からお金を借りるには、その企業、事業主様と銀行、信用金庫が一対一で借りることは、まず考えられず、この信用保証協会も登場することとなります。すなわち、お金を借りたい会社・事業主様、お金を貸す銀行・信用金庫、そして万が一のときに、返済を肩代わりしてくれる信用保証協会の三者が登場することとなります。
三者が登場しますが、いざ融資(お金を借りる)を申し込みに行って、実際にやり取りをするのは、金融機関となります。信用保証協会とはすべて金融機関を通してのやり取りとなります。保証をしてもらうための手数料的なものである保証料を払うことがあったり、実地調査ということで、信用保証協会が会社・事業主様のもとへ直接来ることもありますが、基本的には金融機関経由で信用保証協会とはやり取りをすることとなります。