会社設立は自分でできる?自分で設立する場合と専門家に任せる場合の違いを紹介(後編)
会社設立を行う場合、自分で設立する方法と、専門家に任せる二通りの選択肢があります。前編では会社設立に関する手続きを自分で行う場合のメリットとデメリットを解説しました。後編では会社設立を専門家に任せるメリットとデメリットについて解説していきます。
会社設立を専門家に任せるメリットとデメリット
会社設立を専門家に任せるメリット
会社設立を専門家に任せるメリットは、その専門知識により正確かつ自社に最適な方法で手続きを進めてくれることです。専門家は会社設立に関する複雑な手続きや法の要件に精通しており、これらの知識を用いて手続きを進めます。特に法律的な知識がない起業家や書類手続きが苦手な起業家にとっては特に大きなメリットといえるでしょう。
専門家に会社設立を任せることのもう一つのメリットは時間と労力の節約です。自分で全ての手続きを行う場合、書類作成や手続きに時間を費やす必要がありますが、専門家に依頼することで、その時間を他の重要な取り組み、例えばビジネスプランの策定や市場調査などに充てることが可能になります。専門家は効率的に作業を進めるためのノウハウを持っており、起業家がビジネスの成長に必要な活動により多くの時間を割くことが可能になります。
さらに専門家に会社設立を任せることで、精神的な安心感を得ることができます。起業のプロセスは不確実性が高く、場合によっては書類の作り直しや手続きのやり直しが必要なこともありますが、専門家に任せておけば手続きの正確性が保証され、発生しうる問題を事前に特定し対処することで、心理的な負担を軽減できます。
会社設立を専門家に任せるデメリット
会社設立を専門家に任せるデメリットは費用面に尽きるといっても良いでしょう。創業時はどんな起業家でも資金の確保に苦労します。売上やビジネスの見通しが立っていない中で支払いが発生するのはデメリットであると考える起業家も存在します。
また、専門家探しに時間をかけてしまうと、却って会社設立が遅くなってしまう可能性もあります。そのうえ専門家選びを誤ると期待通りのサポートを受けられないだけでなく、追加の時間と費用が発生する可能性があります。
会社設立は篠田税務会計事務所がサポートします
今回は会社設立を専門家に任せるメリットとデメリットについて解説してきました。創業時は主に資金的な問題から自分で会社手続きを行おうと考えがちですが、手続きや書類作成に必要な時間と労力などを考えると、専門家に任せた方が確実で、その分ビジネスに注力できます。
篠田税務会計事務所では会社設立の相談やサポートも行なっています。会社設立を専門家に任せてビジネスに注力したい場合にはお気軽にご連絡ください。