【後編】サラリーマンが会社設立できる?メリットや注意点を解説
副業を行っているサラリーマンの方で売上が多くなってくると、「会社設立をした方が良いのでは?」ということが気になる方もいらっしゃることと思います。
前回もお伝えした通り、サラリーマンでも会社設立を行うことは可能です。前回は会社設立をするメリットについてお伝えしました。後編となる今回は、会社設立を行う際の注意点を解説していきます。
前回の内容と合わせて参考にされてください。
サラリーマンが会社設立をする際の注意点とは?
会社設立を検討する場合にはメリットと共に、注意点についても事前にしっかりと理解しておくことが必要になります。注意すべき点は以下になります。しっかりと念頭に入れておきましょう。
会社設立のためのコストがかかる
個人事業の場合ですと開業届を提出するだけなのでコストはかかりませんが、会社を設立する際はその手続きのために費用がかかります。(株式会社の場合20万円〜30万円程度)
設立の直前でばたつくことのないように、設立を検討する際には頭に入れておくべきでしょう。
事務的な手続きが増える
法人となると、会社処理や税務申告は、個人と比較すると複雑で難しい処理が必要となります。作成すべき書類なども増え、手間もかかるでしょう。そのため、税理士に依頼する場合も多いです。
社会保険に加入しなければならない
会社を設立すると、社会保険に加入しなければなりません。本業と副業のそれぞれで加入することになるため、どうしてもその分の社会保険料の負担は大きくなります。
赤字の場合でも税金はかかる
会社の場合、赤字になってしまった場合でも税金がかかります。消費税や法人住民税の均等割は事業で利益が出ていなくとも支払うべき税金ですので注意が必要です。
副業での会社設立のご相談はお任せください!
今回はサラリーマンが会社設立する際の注意点についてまとめました。前編でお伝えした通り、売上が多くなると節税などの面からも会社設立を検討しても良いでしょう。ただし、設立した後、「知らなかった!」とならないためにも、今回お伝えしたような注意点もしっかりと理解することをおすすめします。
また、大前提として本業の会社の就業規則はしっかりと確認すべきでしょう。
会社設立のベストなタイミングは場合によって様々です。もし会社設立を検討されていて、ご自身にベストなタイミングやその他手続きなどに関してお悩みの方は、お気軽にご相談ください!お待ちしています。