資金繰りでお悩みの経営者様へ ~資金繰りの基本と重要性~ (18)
2016.03.03
8. 設備投資をしたいけど・・・ ?
前回からの続きとなりますが、銀行など金融機関から融資を受けて資金調達をした場合の返済の原則について、触れたいと思います。
一つ目としては返済をするに当たって、何かを売ってする事です。何かというのは事業にかかわる資産の中の何かとなります。商品や製品を売るか、それ以外の固定資産や投資に関わるものを売るかということとなります。
二つ目としては、設備投資を運用した結果得た利益の中から返済をしていく事です。
返済方法はこれらのどちらかしかありません。また、これらの二つに共通している事は、これらの取引を通じて得た利益には税金が発生します。
一つ目の場合は、ずいぶん前に触れましたが、もし設備を売却して利益が出たら、事業本来の利益(経常利益)と合わせて、税金がかかります。この税金を引いた後の利益の事を当期純利益と言います。この当期純利益とお金が出ていかない経費である減価償却費を足したものを償却前税引後利益と言います。
つまり、減価償却のできない設備投資をする場合には、その運用で得られた利益に対し税金を支払った後で、返済ができるかどうかを考える必要があるのです。




