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資金繰りでお悩みの経営者様へ ~資金繰りの基本と重要性~ (2)

2016.01.06

2. 「黒字倒産」ってよく聞くけど・・・ ?

タイトルにありますが、黒字ってなんだろう?倒産ってなんだろう?赤字ってなんだろう?言葉は聞いたことがあるけど・・・とおっしゃる方がいらしゃると思いますので、その言葉の説明からします。

黒字とは儲かっている、すなわち利益が出ている状態のことを言います。経営者様が目指すところとなります。赤字とは逆に儲かっていない、すなわち利益が出ていない=損失が出ている状態のことを言います。経営者様が一番嫌がるところですね。黒字、赤字の表現は帳簿を手書きにする場合、売上高から売上原価や費用を差し引いてマイナスとなってしまったこときに、赤字で記入するためです。プラスであれば普通に黒字で記入します。

倒産とは事業経営が継続できなくなってしまう状態のことを言います。つまりお金のやり取りに行き詰ってしまう、資金が底をついてしまったといった状態のことです。では、赤字はマイナスだから倒産なのでしょうか?必ずしもそうとは言えません。仕入代金や家賃・水光熱費・給料などの経費のお支払、借入金の返済などをその支払期日までにしっかりと行っていれば、倒産状態にはなりません。言い方を変えれば、これらの支払いができなくなってしまうこと=お金がないことが倒産なのです。

利益が出ている(儲かっている)かは、会計上のことであって、現実に会計処理をした結果の試算表上、利益が出ているかと言ってその金額だけお金が残っているとは限りません。むしろ、試算表上の利益より残っているお金が全然少ないことは、事業を営んでいく上では日常茶飯事のことです。じゃあ、会計処理なんて意味がないではないかと思われる方も多いかと思いますが、これが現実です。試算表上の利益以上にお金が残ったなんてことは、滅多にないことなのです。

例えば、試算表上の売上高はその月に物を売った、サービスをしたなどによって計上されます。物を売ったり、サービスをしてその場でお金がもらえれば、売上=お金の増加になりますが、代金は翌月、場合によっては翌々月にもらうといったケースが多いかと思います。会計上の利益がお金の残高と一致しない理由はこれだけではありませんが、このような要因が重なって利益は出てるけど、お金がないといった状況になってしまうのです。

 

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