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資金繰りでお悩みの経営者様へ ~資金繰りの基本と重要性~ (4)

2016.01.08

3. お金はないのに利益は出ている??? ?

前回、前々回に散々言いましたが、利益は出ている(儲かっている)のにお金がないという状況は、珍しい事ではありません。では、何故そのようなことになってしまうのでしょうか?主に次の7つの事が原因と考えられます。

・ 物を売った時に、現金で払ってもらうのでなく、後日銀行口座などに振込んでもらったりする掛売りをすれば、お金が入ってくるのが遅くなります。試算表上は売上(収益)が計上されていますが、お金は増えない、これにより利益と収入にズレが生じます。

・ 製造業や建設業は工事が完了したり、物を作って売るのに時間がかかることは珍しくありません。となると、売上(収益)は計上されないませんが、お金も入って来ない。ですが工事をしたり、物を作るのにお金がかかる、これによって、資金繰りは悪化します。

・ 上2つの場合に相手からの入金期限までにお金が入金されれば良いのですが、そうとは限りません。そうなるとお金は増えなくなり、資金繰りは悪化します。

・ 2番目で触れていますが、物を売ったり、作ったりする前には材料などを仕入れて来なければなりません。売上(収益)とそれに対応する原価(材料代など)は同じ時期に計上するのが会計上のルールなのですが、実際にはお金が入ってくる前に、お金が出ていってしまっています。これにより資金繰りは悪化します。

・ 事業をするには工場やお店、機械、設備、備品などをそろえなければなりません。これらは決して安いものではなく、時間をかけてその代金を回収していく事になります。これを投資と言いますが、これにより資金繰りは悪化します。

・ 決算をして決算書上利益が出ていれば、基本的に税金を払うことになります。これはお金がある、ないは関係ありません。場合によってはこの税金の支払いが売上の入金より前ということも考えられます。これにより資金繰りは悪化します。

・ 事業を営む上では、お金を借りてくることは必要となることです。借りてくると言う事は、返さなければなりません。これにより資金は減ります。

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