ベンチャー企業にとって資金は重要な資産であり、事業を拡大するために資金調達を検討されている経営者の方もいらっしゃると思います。ですが、資金調達の手法は様々でメリット・デメリットが多数あることを理解されているでしょうか？今回は資金調達(融資)の各手法のメリット・デメリットなどについて詳しく解説いたします。

■融資

銀行や信用金庫などの金融機関から資金を借りる手法。株式を付与する必要はないが、金融機関は融資した額を確実に回収するため審査が厳しいことが特徴。

１） 創業融資
日本政策金融公庫が行っている政府出資の融資制度。創業前の個人でも融資を受けることが可能。

２） 自治体による制度融資
各地方自治体が中小企業の発展を目的として信用保証協会や金融機関と連携して設けている制度のこと。

３） プロパー融資
金融機関から融資を受ける手法。事業実績を基に融資の判断を行うため創業間もない会社には難しい可能性が大きい。

４） 保証付き融資
信用保証協会の保証を得た上で受ける融資。所定の信用保証料を支払い、万が一返済が滞った場合に立て替えてもらうことが可能。「立て替え」であり、返済義務がなくなるわけではない。

―まとめ―

今回は資金調達（融資）の各手法についてのメリット、デメリットをご紹介しました。コロナ渦で融資を検討されている方が大変多くなっておりますが、当社がしっかりとサポートさせていただき、多くの企業様が希望額の融資を実現されています。是非資金調達のプロである篠田税務会計事務所までお気軽にご相談ください。