川崎、調布の会社設立、創業融資に強い篠田税務会計

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銀行・信用金庫からの融資の特徴

2022.07.07

銀行や信用金庫から融資を受ける会社は、一般的に創業してからある程度の年月が経過し、事業も軌道に乗っているような企業となります。
そのため、融資を希望する事業者の財務状況や経営計画などを評価し、返済可能性を吟味し、融資を行うかの判断が下されることとなります。
今回はこのような銀行や信用金庫からの融資について詳しくご紹介していきます。

●融資の種類
これらの融資の種類としては2つあります。それぞれについて紹介します。

♦保証協会付融資
信用保証協会が連帯保証人となり、債務者が返済不可能となった場合、金額の80%を保証協会が銀行に支払う融資の方法で、別名「マル保」とも言われます。中小企業のための制度であり、利用するには従業員数や資本金などの条件があります。

♦プロパー融資
保証協会の保証を受けない融資のことです。この場合、不動産を担保に融資を受けるのが一般的ですが、創業して間もない企業がこのプロパー融資を受けることは難しいです。

●融資の特徴
銀行は企業からの融資申し込みに対し、融資の有無や金利について「格付け」で判断をしています。格付けは、まず決算書の内容から評価する「定量評価」、その他の情報からの「定性評価」、最後に返済の可能性を判断する上で「実態評価」に分けて、判断されていきます。

♦定量評価
決算書をもとに安全性・収益性・成長性・返済能力等の評価のことです。都市銀行などではほぼこの定量評価で判断されると言われています。

♦定性評価
経営者の姿勢、個人資産力、競合状態、経営方針などの数値化できない評価のことです。

♦実態評価
定量評価や定性評価の、評価の対象には該当しないものの、融資の返済能力に関わってくる評価のことです。

そしてこれらによって10段階に格付けされます。これにより、今後新たな融資の可否や金利をどのくらいに設定するか、そして銀行の決算書上の貸倒引当金の金額が決められていきます。

このように定量評価をいかにあげるかが重要になってきますが、そこで大切になるのが決算書の内容です。
銀行が決算書で最も重視することは「返済能力の有無」です。
貸借対照表であれば返済源となる純資産の金額を、損益計算書であれば営業利益や経常利益から返済能力がチェックされます。
借入金などの負債を圧縮して営業利益を増やし、自己資本率を増やすことなどが重要になってきます。

~まとめ~
今回は融資の中でも特に銀行や信用金庫にフォーカスしてご紹介しました。
当事務所では融資においても幅広くサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。

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