起業した際の資金調達について検討されていますか？融資を利用されたいと考えているのであれば、好条件の多い「日本政策金融公庫」の３つの融資制度をお勧めしています。
この記事では、３つ融資制度・審査通過のポイントも含めてご紹介します。

■新規開業資金

★新規開業資金は利用しやすく、比較的多くの金額融資を受けられる可能性のある制度です（自己資金額にもよる）が、基本的に法人の代表者が連帯保証責任を負う必要がありますので返済できる見込みのある金額に抑えることが重要です。

■新創業融資制度

★新創業融資の大きな特徴は、創業時でも無担保・無保証人で借り入れができることです。
そのため万が一事業が失敗した場合も、代表者個人に返済の責任が無い為、より低リスクで借り入れすることができます。また、一般的な融資制度と比較して低金利での借り入れが可能であり新規事業を始める方には有難い融資制度になっていますが、新創業融資単体での申し込みはできずその他の融資制度と組み合わせる必要があるので注意しましょう

■女性、若者/シニア起業家支援資金

★女性、若者/シニア起業家支援資金は、上記２つの融資制度よりも低金利での借り入れが可能です。さらに、担保・保証人不要で融資を受けられる場合があります。

―まとめ―

起業、創業時の資金調達として融資を検討されている方には、日本政策金融公庫の融資制度がお勧めです。その中でも新創業融資制度や女性、若者/シニア起業家支援資金は担保・保証人不要で借り入れが可能で低リスクでの会社経営ができます。しかしこれらの融資も自己資金が無ければ基本的に審査通過はできませんので、融資を受けたい金額の3分の１以上の自己資金を準備しておきましょう。篠田税務会計事務所では、創業者を対象に創業融資のサポートを行っておりますので、是非一度ご相談ください。一緒に融資を成功させましょう！